2013年09月30日
2013.3.19 湯西川温泉
2013年3月19日 湯西川温泉
朝8時に出発。
久喜ICより東北自動車道。
日光宇都宮道路を進み、11時頃湯西川温泉着。
今夜の宿、「彩り湯かしき花と華」へ。
ネーミングセンスは疑うものの、大きくて立派な宿。

まだ早かったので番頭さんもおらず、勝手に車を停めてフロントへ。
今風の茶髪に、アラレちゃんメガネの女の子が一人。格段愛想はなかったけれど、バリバリの栃木弁で色々と説明してくれて、面白かった。貸切り露天風呂を予約。この時点で16時か17時の枠しかなくなっていた。16時に予約。
チェックインは15時なので、それまで集落を散策する。
まずは平家の里へ。

入場料一人500円。平家の落人がどのような暮らしをしてきたか、当時の家屋や道具などを再現して紹介している。

秩父にある母がたの実家の家紋を発見。そう思ってみると、いたるところに揚羽蝶。


子供用のソリがあったので、滑ってみた。

次はかまくら祭り会場を下見。かまくらの中でバーベキューという企画をやっていて数組が肉を焼いていたが、換気のない中でよくバーベキューなんかやるなあと、遠巻きに眺める。周辺は豚脂の焦げる匂いがたちこめていた。

坂を登った所に重要文化財の神社があるとのことで、御朱印帳を携えて行ってみたが、無人の小さなお堂がポツンとあった。
二人で苦笑い。
そう、ここは落人の里。名だたる観光地にはない、侘び寂びを感じる。
平家集落に行ってみる。川沿いに昔ながらの家並みが再現され、対岸には温泉旅館がひしめき合っていた。

川沿いには混浴の大衆温泉や仕切りのない露天風呂が点在しており、洗濯板様のおじいちゃんが素っ裸で現れ度肝を抜かれた。
橋の向こうに氷壁。青く幻想的だった。

一通り見終わったので、湯西川温泉駅の道の駅に行ってみる。
道の駅だが生鮮品はなく、たんなる土産物屋。ただ、日帰り温泉施設があり、賑わっていた。
日帰り温泉施設がある二階への階段脇に、湯西川温泉駅から湯西川温泉までのダム湖のジオラマがあったので、しばらく眺めてみた。湯西川温泉駅から湯西川温泉までは車で20分程の距離がある。山あいを走りトンネルを抜けて行く道すがら、右に左にと湖が広がっているが、湖の底には多くの集落が眠っているんだそうだ。
源氏の追っ手から命からがら逃げて行く平家落人が歩いたかも知れない集落も、今は湖の底かと、無情を感じた。
15時。チェックイン。中国からの研修生に案内され、部屋へ。
出張などで地方に行くと、意外なところに意外と大勢中国からの研修生がいるが、ここにも。たどたどしい日本語ながら丁寧であった。
部屋は12畳以上あり、二人には広すぎる位。比較的きれいで、大きな窓からは雪山と川が作る絶景が見られた。


しばらく部屋でくつろぎ、16時になったので貸切り露天風呂へ。
貸切りは初めて。川の流れを聞きながら露天風呂は気持ちよかった。
風呂からあがると、館内を少し散歩。3月なのでお雛様が飾ってあったり、団体向けの洋服のバーゲンセール品があったり、いろいろツッコミどころがあったが、それも含めて絶妙なバランスで成立していた。
18時、宴会場にて夕食。宴会場といっても団体と個人とはふすまで仕切られており、プライベート空間は確保されていた。また派手な観光地と違い、騒ぐ客もいなかった。3mほど離れた隣に座った客も、若い女性同士だったが、静かに囲炉裏の雰囲気を楽しんでいた。
平家落人の里である湯西川温泉では、平家ゆかりの囲炉裏料理が名物。お狩場焼というらしい。
実際に囲炉裏で焼く料理は、串物の5品。別に様々な料理がお膳で運ばれてくる。
どれも本当に美味しく、大食漢の私でも満足できる量。


基本のお品書きの他にも、その場で単品注文できるものが多数。調子に乗って串焼き盛り合わせと生キクラゲの天ぷらと白飯を注文したが、お腹いっぱい過ぎて大変だった。
また囲炉裏で温めて飲む日本酒は竹筒入りと、鉄瓶に焼いた魚を入れて温める骨酒に挑戦。竹筒入りは想像したほど竹の香りもせず、温まりにくかったけど、鉄瓶の骨酒は魚の芳ばしい匂いがうつり、うまかった。


満腹の上にほろ酔いで、フラフラしながら部屋に戻る。
せっかくだから風呂に入ろうと思ったが、体が重くて断念。かわりに館内を散歩。

20時。カメラを携え、防寒をしてかまくら祭り会場への連絡バスに乗り込む。
玄関に私達の名前が書かれたプレート。初めてで、なんかうれしい。

会場へはものの5分程。普段車移動の私達にはバスがとても便利に思える。
会場は昼間とはうって変わって幻想的。
橋から。

小さなかまくらに、蝋燭の灯り。


しはらく迎えのバスを待って、宿に戻る。
部屋の温かさで眠くなり、そのまま就寝。
翌朝は6時30分には起床したが、8時の朝食までごろごろ。
朝食はでっかい会場で。

ごはんと味噌汁を何回もおかわりし、お腹いっぱい。
玄関で記念写真。

初温泉旅館、完。
朝8時に出発。
久喜ICより東北自動車道。
日光宇都宮道路を進み、11時頃湯西川温泉着。
今夜の宿、「彩り湯かしき花と華」へ。
ネーミングセンスは疑うものの、大きくて立派な宿。

まだ早かったので番頭さんもおらず、勝手に車を停めてフロントへ。
今風の茶髪に、アラレちゃんメガネの女の子が一人。格段愛想はなかったけれど、バリバリの栃木弁で色々と説明してくれて、面白かった。貸切り露天風呂を予約。この時点で16時か17時の枠しかなくなっていた。16時に予約。
チェックインは15時なので、それまで集落を散策する。
まずは平家の里へ。

入場料一人500円。平家の落人がどのような暮らしをしてきたか、当時の家屋や道具などを再現して紹介している。

秩父にある母がたの実家の家紋を発見。そう思ってみると、いたるところに揚羽蝶。


子供用のソリがあったので、滑ってみた。

次はかまくら祭り会場を下見。かまくらの中でバーベキューという企画をやっていて数組が肉を焼いていたが、換気のない中でよくバーベキューなんかやるなあと、遠巻きに眺める。周辺は豚脂の焦げる匂いがたちこめていた。

坂を登った所に重要文化財の神社があるとのことで、御朱印帳を携えて行ってみたが、無人の小さなお堂がポツンとあった。
二人で苦笑い。
そう、ここは落人の里。名だたる観光地にはない、侘び寂びを感じる。
平家集落に行ってみる。川沿いに昔ながらの家並みが再現され、対岸には温泉旅館がひしめき合っていた。

川沿いには混浴の大衆温泉や仕切りのない露天風呂が点在しており、洗濯板様のおじいちゃんが素っ裸で現れ度肝を抜かれた。
橋の向こうに氷壁。青く幻想的だった。

一通り見終わったので、湯西川温泉駅の道の駅に行ってみる。
道の駅だが生鮮品はなく、たんなる土産物屋。ただ、日帰り温泉施設があり、賑わっていた。
日帰り温泉施設がある二階への階段脇に、湯西川温泉駅から湯西川温泉までのダム湖のジオラマがあったので、しばらく眺めてみた。湯西川温泉駅から湯西川温泉までは車で20分程の距離がある。山あいを走りトンネルを抜けて行く道すがら、右に左にと湖が広がっているが、湖の底には多くの集落が眠っているんだそうだ。
源氏の追っ手から命からがら逃げて行く平家落人が歩いたかも知れない集落も、今は湖の底かと、無情を感じた。
15時。チェックイン。中国からの研修生に案内され、部屋へ。
出張などで地方に行くと、意外なところに意外と大勢中国からの研修生がいるが、ここにも。たどたどしい日本語ながら丁寧であった。
部屋は12畳以上あり、二人には広すぎる位。比較的きれいで、大きな窓からは雪山と川が作る絶景が見られた。


しばらく部屋でくつろぎ、16時になったので貸切り露天風呂へ。
貸切りは初めて。川の流れを聞きながら露天風呂は気持ちよかった。
風呂からあがると、館内を少し散歩。3月なのでお雛様が飾ってあったり、団体向けの洋服のバーゲンセール品があったり、いろいろツッコミどころがあったが、それも含めて絶妙なバランスで成立していた。
18時、宴会場にて夕食。宴会場といっても団体と個人とはふすまで仕切られており、プライベート空間は確保されていた。また派手な観光地と違い、騒ぐ客もいなかった。3mほど離れた隣に座った客も、若い女性同士だったが、静かに囲炉裏の雰囲気を楽しんでいた。
平家落人の里である湯西川温泉では、平家ゆかりの囲炉裏料理が名物。お狩場焼というらしい。
実際に囲炉裏で焼く料理は、串物の5品。別に様々な料理がお膳で運ばれてくる。
どれも本当に美味しく、大食漢の私でも満足できる量。


基本のお品書きの他にも、その場で単品注文できるものが多数。調子に乗って串焼き盛り合わせと生キクラゲの天ぷらと白飯を注文したが、お腹いっぱい過ぎて大変だった。
また囲炉裏で温めて飲む日本酒は竹筒入りと、鉄瓶に焼いた魚を入れて温める骨酒に挑戦。竹筒入りは想像したほど竹の香りもせず、温まりにくかったけど、鉄瓶の骨酒は魚の芳ばしい匂いがうつり、うまかった。


満腹の上にほろ酔いで、フラフラしながら部屋に戻る。
せっかくだから風呂に入ろうと思ったが、体が重くて断念。かわりに館内を散歩。

20時。カメラを携え、防寒をしてかまくら祭り会場への連絡バスに乗り込む。
玄関に私達の名前が書かれたプレート。初めてで、なんかうれしい。

会場へはものの5分程。普段車移動の私達にはバスがとても便利に思える。
会場は昼間とはうって変わって幻想的。
橋から。

小さなかまくらに、蝋燭の灯り。


しはらく迎えのバスを待って、宿に戻る。
部屋の温かさで眠くなり、そのまま就寝。
翌朝は6時30分には起床したが、8時の朝食までごろごろ。
朝食はでっかい会場で。

ごはんと味噌汁を何回もおかわりし、お腹いっぱい。
玄関で記念写真。

初温泉旅館、完。
Posted by soranotakamihe at 08:59│Comments(0)
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